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[News] 素直な気持ちが作品に! KinKi Kids・堂本 剛が最新作に込めた想い

jilian 2010. 12. 9. 17:09

素直な気持ちが作品に! KinKi Kids・堂本 剛が最新作に込めた想い

オリスタ 12月5日(日)9時58分配信

KinKi Kidsが約1年ぶりにニューシングルを発表! 記念すべき30枚目のシングルとなる今作は、全曲がふたりによる共作。光一と剛だから生まれるKinKi Kidsらしさとは? 彼らの想いに迫ります!!

■30thシングルは久々の共作!
ふたりで歌いたかったこと

――記念すべき30枚目のシングル『Family ~ひとつになること』は、久々の共作曲になってます。本作は詞が先に書かれたんですよね?
剛 そうですね。本当は30歳のときに30枚目のシングルを出したかったんですけど、なかなか話が進まなくて。結局、こういうタイミングになってしまったんですけど、僕が歌詞を書くのであれば、恋の歌は書きたくない……生きていくことを書きたいと思ったんですね。自分の“たった今”というものを明確にしながら、人とつながっていくことが書きたいんだってことを言って。命をテーマに愛というメッセージを込めた歌詞を書きたいという話をするなかで、“ファミリー”っていうキーワードが浮かんできたんです。

――どうしてそのキーワードが?
剛 まず、みんなが知っている言葉であって、絆や温もりっていうイメージも含まれた言葉だったからですね。だから、僕の中での本当のタイトルは“ひとつになること”なんです。今の世の中、価値観が多様化しすぎて、みんながひとつになれてないと思うんですね。本当は、誰もひとりでは生きていけないのに、別にひとりでも生きていけるんだっていう価値観をはじめとして、様々な生き方が増えてしまっている。それは、僕たちが進むべき場所ではないし、向き合い方としては間違っていると思う。そうではなく、もっとちゃんと、ひとりひとりが自分のことを明確に感じて、しっかりと考える必要があるんじゃないかって。自分が何を好きで、何を嫌いで、“たった今”をどう生きたいのか。今どうしたいのか。情報や人の噂に流されるのではなくて、ひとりひとりが自分のことを自分で決めることが、最終的にひとつになることへとつながっていくことになるんじゃないかって思うんです。

――じゃあ、この曲の主語は……。
剛 大きく捉えると、僕ら=人類ですよね。まぁ、僕としては、人類に対しての警告と愛のメッセージを込めたラブレターというつもりで書いてますね。もちろん、この曲には、僕たちとファンの人たちがひとつになることを、これからも約束するっていうイメージもあるんですけど、いちばんの理想としては、KinKi Kidsのファンの人だけではなく、ジャニーズファミリーのファンの人たちにも捧げた楽曲であって。そこから、そのジャニーズファミリーのファンの子たちにとっての大切な人や絆の深い人たちにもこのメッセージが羽ばたいていったら素敵だなとか……僕にとっての“欲望”ではなく“希望”の詰まったメッセージでもあるんです。

――光一さんとの共作の感想は?
剛 たくさんの方が提供して下さるものもすごくいいし、今後もやらせてもらいたいですけど、やっぱり、30枚目の今回は、自分たちで書くのがいちばんストレートだなって思いましたね。KinKi Kidsが作った音楽をKinKi Kidsが歌う。ふたりが培ってきたものとか自分たちの素直な気持ちが作品になるっていう。

――光一さんの歌詞も、『Family~』に通じるものがありますね。命の大切さとか、重みとか。
剛 はい、近かったですね。

――では、『Family~』の歌詞に出てくる<ありがとう>というフレーズにはどんな想いを込めたんですか?
剛 ずっと応援してくれているファンの人たちへの感謝の気持ち。今まで支えてきてくれた、KinKi Kidsというブランドを育ててくれたファンの人たちを大切に思うと、素直に溢れ出るフレーズ。だから、ご結婚されて、「最近、KinKiのCD買ってないわ~」とか「ライヴ行かれへんわ~」という人もそうですし、KinKiだけじゃなく、僕らジャニーズファミリーを応援して下さっている方とか。

人とつながっていくことを書きたかったと語った剛。本作『Family ~ひとつになること』に込めた想いをじっくり語ってくれた。12/8(金)より全国ツアー『KinKi Kids 2010-2011 ~君も堂本FAMILY~』がスタートする。なお、当インタビューはエンタテインメント情報誌オリ★スタ12/13号(12月3日発売)に掲載中。